宮崎渉大

 

1995年東京都出身。京都精華大学修士課程芸術研究科映像専攻。70年代前後の風景論から派生した「風景映画」の研究と制作。


Eden

 

2018 Experimental

 

ここには「不在」があった。 幼女連続誘拐殺人事件、郊外の景色、そしてその周縁で起こる現象、全てがこの理想郷に集約され、変容していく。 実際にあった事件を題材に、その地域に限定して、そこに映る風景にカメラを向ける。「風景映画・事件3部作」第一弾作品。

 


ANIMA

 

2019 Experimental

 

14歳の少年が人を殺した。衝撃的な事件が起きたニュータウンで、そこに住む人々にインタビューを決行する。それは悪戯なのか、噂話なのか、嘘なのか、本当なのかもわからない。ニュータウンやその土壌に潜んでいる何かが現れ始め、幽かな息遣いが聴こえてくる。「風景映画・事件三部作」の第二弾作品。